top of page

治療方針

基本原則:リハビリテーション=次の傷害への予防

  1. リハビリテーションを行って”良く”ならない傷害はない

  2. 健康は何よりも価値があるということ

  3. 人間が本来持つ自然治癒力、予防力を最大限に引き出す場所であること

  4. リハビリテーション、予防、コンディショニングを行うことによるQOL(生活の質)の向上

  5. 障害、傷害を治すのは医師やセラピストではなく患者さん自身であるということ

トータルリハビリテーションでは個人個人とのつながりを一番重要と考え、すべての患者さんとの係わり合いを大切に考えています。我々はこれまで一般的に行われてきた健康へのアプローチは間違いが多かったと考え、新たな独自のプログラムを確立させ、そして実行していきます。

  • 多職種よる専門的介入

  • 痛みや障害の理由、治療内容の説明、コンディショニング・予防のためのactive care(アクティブケア)の実施

  • 目標は当センターに通い続けることではなく、自己管理(セルフメンテナンス)による健康維持・増進による当センターからの卒業

治療の流れについて

1. 問診

問診票を記載頂きます。お困りのことや目標、症状がでた時期などをご記入いただきます。そして担当者より問診票をもとに症状、治療に対してのご希望、目標などをお伺いし、今後の治療方針について相談をします。

2. 評価

頭から骨盤・足までの姿勢評価、歩行分析、筋力・関節評価、運動歴、生活習慣の聴取、脊柱(背骨)・骨盤の歪み評価

※症状や目標に応じて、痛み評価、神経心理学的検査、身体測定(体重/BMI)などを行います。

3. 治療・指導

脊柱(背骨)、骨盤の矯正、筋力の確認、痛みや障害がでる理由の説明、その予防方法、運動方法(ホームエクササイズ)をオーダーメイドでお伝えします。基本的には痛みや障害の理由・原因からそれに対する治療を実施、予防方法をお伝えしますので肩こり・腰痛からスポーツ傷害、脳卒中後の後遺症まで対応可能です。

4. 終了

症状やご都合に合わせて、次回の予約のご相談をさせていただきます。

院内設備

facilities-001.jpg

基本的には1対1での治療となります。
治療用のベッドはパーテーションで囲まれており、パーソナルスペースが確保されておりますので、安心して治療に専念いただけます。

facilities-002.jpg

「受ける」場所ではなく、自ら「行う」場所として、アクティブケアや有酸素運動(ウォーキング、ランニング)を行えます。
専門スタッフの管理のもと、心拍数や血圧から運動強度を計算して、個々人にあったプログラムを提供します。

facilities-003.jpg

リハビリテーションの先進国である、米国から取り寄せた最新機器を利用して痛み治療やアクティブケアを行います。

よくあるご質問

Q1 Active Care(アクティブケア)ってなんですか?

 

日本の多くの治療は受動的な医療(Passive care:パッシブケア)であり、鎮痛剤などの薬や湿布を出すだけ、電気を当てるだけ、セラピストが一方的にリハビリを行うだけということが少なくありません。
受動的な医療・治療である限り、その効果は一時的なものにすぎません。

もちろん発症・受傷直後や痛み・障害が強い場合にはPassive Careは必要です。

しかし、それに加えてActive Care(アクティブケア)を行う事が自己への意識につながり、次の傷害・障害への予防となります。

Active Care(アクティブケア)とはその一時的なものをより効果的、恒久的なものにするための、患者さんご自身が行う体操や運動、日々のちょっとしたコツのことを言います。

内容としては、肩を動かす肩こり体操や首のストレッチ等から、ピラティスのような身体全体を使うトレーニングのようなもの、ヨガのポーズや呼吸を用いた自律神経系へ作用するものなど、その方の症状、目的、環境に合わせて様々です。


トータルリハビリテーションセンターではどうやったら治療院や病院に通わなくていい身体がつくることが出来るのか、どうやったら生活の質(Quality of Living)が上がるのか、どうやったら目標の体重、体型に近づくことができるのか、その秘密をアクティブケアを通してお伝えしています。
 

Q2 なぜ医療保険がきかない(自由診療)のですか?

一般的に病院やクリニックで使われる医療保険(国民皆保険)は、3割~1割の自己負担で受診することができます。当センターではその保険適応ではないために、全額(10割)自己負担とさせて頂いています。

わざわざ自由診療にするかというところには理由があります。


①診断名がつかない方(肩こりや痺れ)、予防をしたい方でも専門的な運動指導、生活指導ができる
②病院やクリニックでリハビリを終了した方で、もっとやりたい方にも継続的に介入できる

保険適応となるには、医師の診断名が必要となります。診断名というと例えば、「変形性膝関節症」や「腰椎椎間板ヘルニア」「脳梗塞」「心筋梗塞」などです。つまり「肩こり」や「手の痺れ」の場合、MRIやレントゲンの検査結果から診断名がつけば保険適応になるのですが、検査上で問題がない場合には症状があったとしても診断名を付けることが出来ないことが多いのです。すると肩こりで頭痛がひどいという方でも診断名が付かず、病院でリハビリをうけることができないのです。またそういうケガや病気にならないように予防をしたいいう方も、もちろん診断名はつかないので、理学療法士などの専門職から指導をうけることは病院内で出来ません。

またその診断名は疾患によって、適応の上限・期限があります。変形性関節症の様な整形外科疾患の多くは90~150日、脳梗塞や脳卒中では180日など期限が決まっているんです。もっとリハビリをしたい方でも期限が過ぎると、病院としてもリハビリを終了せざるを得ないのです。また1日に実施できるリハビリの時間も決まっているので、決まった時間以上のリハビリはできなかったり、一つの医療機関でリハビリをしていると、同じ診断名では他の医療機関でリハビリや指導を受けることはできません(医師への受診【セカンドオピニオン】はできますが、リハビリのセカンドオピニオンはできないのです)。

当センターでは診断名がつかない方やもっとリハビリのように運動をしたい方、リハビリ施設に通院しているが、他の専門職の意見も聞きたい方、ケガ・病気の予防をしたい方など、保険適応にならない方が安心して通える場所を作るべきだという考えで設立されました。

 

Q3どのくらいの期間行うのですか?


当センターでは完全オーダーメイドで治療を行いますので、治療に要する期間は人によって異なります。当日で終了をする方もいれば、1週間間隔で継続する方、集中的に2~3日/週で治療を行う方、メンテナンスとして1日/1ケ月の方もいらっしゃいます。
もちろんお仕事の都合に合わせて診療時間の対応もいたしますので、一度ご相談ください。

bottom of page